最終回?????
観終わって数時間経っても未だに信じられない、まるで夢のような展開で余韻が抜けないなか書いてますが、これ以上の盛り上がりが今後あるのか…??と心配になるぐらい熱いシーン目白押しの傑作でした。
前作が素晴らしかった分2作目である今回に求められるハードルは相当高かったかと思いますが、そのハードルを悠然と跨ぐかのように超えていきました。恐れ入った。
前作と違い今作はA組生徒のみがヒーローとしてヴィランに立ち向かう構図となっていましたが、こうやってみんなの戦闘をしっかり描いてたシーンは少なかったから改めて「みんな強い個性持ってんなぁ…」と認識しました。特に青山のレーザーの最大火力には驚かされた。デメリットはともかくあそこまで破壊力があるとは思わなかったなぁ。
プロヒーローの救援のない中、初めてヒーローとして強大なヴィランと立ち向かうことで各々の”Plus Ultra”が試されていた今作。轟はエンデヴァーの「爀灼」の要領で最強の氷結をやってのけた。あまりにも攻撃がエゲツなすぎてちょっと笑ったけど。この経験はきっと彼らをより強く成長させる糧となっただろう。
そして今作一番の見所はもちろんデク×爆轟vsナイン。複数の個性をコントロールするナインに手も足も出ないA組最強の2人だったが、デクが己が信念「救けて勝つ」を貫き通した結果出した答えは、爆轟へのワンフォーオールの譲渡。
なぁ、こんな美味しすぎる展開を映画でやっていいのか?本誌で取っとかなくてよかったのか?俺はもう衝撃で鳥肌が止まらなかったよ。
息つく暇もなく、緊張から握り締めた拳が開き方を忘れるぐらい熱すぎる展開。2人で放つ100%デトロイトスマッシュ。掲げた拳に雲間から差す陽光。素晴らしい……
前作がNo. 1ヒーローオールマイトのフィナーレと新たな時代の幕開けだとしたら、今作は新時代の第一歩目。「救けて勝つ」「勝って救ける」…新たな平和の象徴の産声を感じさせるような見事な活躍だったと思います。まさに「ヒーローズ:ライジング」。もちろんデクと爆轟だけじゃなく全員ね。
最後の別れのシーン、デクが活真くんに掛けた言葉「君はヒーローになれる」
…っかぁ〜〜〜〜良い良すぎる……
こうして平和への意思は新たな時代へとまた紡がれていく。最後まで素晴らしい展開で終幕。
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ここまでお読み頂きありがとうございました。取り留めのない文章でしたが、映画ヒロアカがいかに心震わせる傑作であったかが少しでも伝われば幸いです。
知ってるだろうからあえて言わなかったけど作画も撮影もスタッフの皆さんは歴史に名を残すとてつもない仕事を成し遂げてくださいました。ありがとうございました。
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